目でみる方言
岡部敬史/文 山出高士/写真 東京書籍独特の響きがどこか懐かしく、温かさを感じさせる方言。日本各地で育まれた独特の言い回しは、それを話す人には理解できても、使わない人には理解しがたく首をかしげることもあるのではないでしょうか。本書はそんな方言を写真とともにわかりやすく紹介した一冊です。
例えば、愛知県では尖った鉛筆の先を「ときんときん」と言うそうです。ピンと尖った芯が目に浮かびます。間違って刺したら痛そうです。新潟県では飴がとける様子を「飴が泣く」と表すそう。暑さで飴がとけて流れ出る様子が泣いているようにも見えますね。興味深いです。
それでは私達に馴染み深い十勝名産の〝じゃがいも”はどんな状態を表すどこのお国言葉でしょう?
その答えはぜひ、本書を開いてお確かめあれ。